Asahi Transnational

    
 
2026-09-14

【新製品】完全ワイヤレス&1台2役!車体・金型・車内狭小部を高速測定する次世代トラッキング3Dスキャナー「FreeScan Trak Nova」- 自動車業界編


自動車業界における開発サイクルの短縮に伴い、車体フレーム、大型外板パネル、プレス・鋳造金型、そして各種組付け治具の高精度・短時間測定への要求はますます高まっています。

しかし、自動車の品質保証現場では次のような課題が常に付きまとっていました。

  • 膨大なターゲットシール貼り・剥がし工数(車体1台や大型金型全体への貼り付け)
  • 車内やエンジンルームへのアクセスの悪さ(通信ケーブルや電源コードがシートやフレームに引っかかる)
  • 製造現場(ショップフロア)の振動による測定データのブレ
  • 全体形状、車両全体(数メートル)と隙間・深リブ(数ミリ)の両立の難しさ

SHINING 3Dの「FreeScan Trak Nova」は、これらの現場課題を1台で打破する革新的な「完全ワイヤレス・マルチファンクション・ダイナミックトラッキング&スキャンシステム」です。

世界的なデザイン賞「iF Design Award 2026」を受賞した機能美あふれる筐体に、ISO 10360およびVDI/VDE 2634 Part 3に準拠した圧倒的な測定精度を凝縮。大型構造部品の外観検査から、手の届きにくい深部、車内狭小エリアの測定まで、マーカーレスかつケーブルレスでスピーディーに完結します。

製品紹介動画

製造・品証現場を変革する4大アドバンテージ

① 完全ワイヤレス化で車内・下回り・治具測定の取り回しが劇的進化

PCとの通信から電源供給までを完全ワイヤレス化。交換可能な着脱式バッテリー(Swappable Battery)を採用し、予備バッテリーを活用することで電源の取れない検査ヤードや組付けライン上でも作業を中断せず連続測定が可能です。

キャビン内、ダッシュボード裏、エンジンルーム、足回りなど、従来のケーブル付きスキャナーでは取り回しに苦労していたエリアも、ワークへの接触リスクなく軽快にスキャンできます。

② 最大2.6 × 2.2mの超広視野(FOV)で車体・大型パネルを瞬時に網羅

最大50本の交差ブルーレーザーラインと毎秒最大6,140,000ポイントの測定速度を誇り、市場最大クラスとなる「2.6 m × 2.2 m」の広大なスキャン範囲(FOV)をカバー。

サイドパネル、フロアパン、ドアパネル、大型バンパーなどの大物ワークも、何度も立ち位置を変えることなく短時間でデータ取得が完了します。

③ 特許技術「ビデオフォトグラメトリ(VPG)」で車体全体の累積誤差を抑制

SHINING 3D独自の特許技術「ビデオフォトグラメトリ(VPG)」モジュールを内蔵。従来の大型測定に必須だったコードターゲットの事前配置作業を不要にしました。

マーカーが配置された専用校正ロッドを置くだけでリアルタイムにマーカー位置を検証し、車体や大型フレーム測定時の体積累積誤差を極小化(体積精度:0.046 mm + 0.012 mm/m)します。

④ プレス工場・ライン脇の振動に強いリアルタイム・トラッキング

プレス加工機や鍛造ライン、搬送機器の振動が伝わるショップフロア環境でも、光学トラッキング技術がリアルタイムに位置関係を補正。

ターゲットシールをワークに貼ることなく、安定した測定再現性を確保し、検査待ちによるライン停止リスクを低減します。

【徹底解説】トラッカー UE Nova の役割と1台2役の運用フロー

FreeScan Trak Nova 光学式トラッキングスキャナーの仕様をご評価中のお客様からよくいただくのが、「UE NovaとTE Nova、どちらがトラッカー?」というご質問です。自動車現場での実務を例に解説します。

【システム構成】
TE Nova(約1.2 kg):小型トラッキングスキャナー(手持ち測定ヘッド)
UE Nova(約1.6 kg):光学トラッカー 兼「超広範囲ハンディ3Dレーザースキャナー」

■ トラッカー「UE Nova」は単なる追跡カメラではなく、最高峰ハンドヘルドスキャナー

従来のトラッキングシステムでは、トラッカー(三脚上のカメラ)はスキャナーを追尾するだけの「固定センサー」でした。

しかし、FreeScan Trak Novaのトラッカー「FreeScan UE Nova」は三脚からワンタッチで取り外し、市場最大級の視野(最大2.6 × 2.2m)を持つハンディスキャナーとして単体利用が可能です。

理想的なハイブリッド運用例:

  1. フェーズ1:外板・フレーム全体の粗スキャン(UE Nova 単独ハンディモード)
    三脚から外したUE Novaを手持ちで操作し、ボンネット、ドア外板、ルーフなどの大型外郭を一気にスキャンして全体骨格を高速取得します。
  2. フェーズ2:狭小部・重要寸法・金型リブの精密測定(UE Nova + TE Nova トラッカーモード)
    UE Novaを三脚に据え付け「トラッカー」として機能させます。作業者は軽量なTE Nova(わずか1.2 kg)を持ち、ターゲットシール不要でエンジンルーム奥やブラケット取り付け部、金型深リブなどの微細形状をダイナミックトラッキング測定します。
  3. データ統合(マルチレゾリューション・フュージョン)
    専用ソフトウェアが、UE Novaの広域大まかなデータと、TE Novaの高解像度局所データを1つのメッシュデータに最適融合。

この「広範囲ハンドヘルド」と「マーカーレス精密トラッキング」を1台の投資で両立できる点こそが、自動車関連企業様に選ばれる最大の理由です。

【オプション拡張】光の届かない死角・深穴も点測定!ポータブル三次元測定プローブ「FreeProbe 2」

FreeScan Trak Novaシステムは、オプションのワイヤレスポータブル三次元測定プローブ「FreeProbe 2」に対応しています。

スキャナーの光(レーザー)が届かない隠れたエリアや、ダイカスト・金型の深い穴、幾何公差(GD&T)の精密測定も、メッシュデータを生成することなく「点」でピンポイントに接触測定(プロービング)が可能です。

■ FreeProbe 2 が製造・品証現場で発揮する強み

  • わずか 460 g の超軽量・完全ワイヤレス設計: ケーブルの干渉なく、大型構造物の内部や車内・鋳造品の奥深くまで軽快にアクセス。
  • 多様なスタイラス(チップ)に対応: 異なる直径のチップや角度付きアタッチメントを取り替え可能。ネジ穴、タップ位置、隠れて見えない平面の測定に威力を発揮。
  • 複雑形状・深部でも優れたアクセス性: トラッカーからの視線(Line of Sight)を意識しながら、スキャナーの光が届かない金型の奥深くや幾何公差ポイントをスムーズに測定可能。
  • スキャンデータとプローブデータの完全統合: 非接触スキャンによる全体形状データ(メッシュ)と、接触プローブによるピンポイントの要素測定データ(点データ)を同一座標系で取得。専用検査モジュールや主要な産業用検査ソフトウェア(PolyWorks、Geomagic Control X等)と連携させることで、高度な幾何公差(GD&T)解析やCAD照合を1つのワークフローで効率的に実行できます。

「非接触の超高速面スキャン」と「接触式の点測定」を1つのシステムで完結できるため、高価な大型三次元測定機(CMM)へワークを搬送する工数を大幅に削減します。

主な製品仕様(スペック)

項目 仕様・性能値 自動車現場におけるメリット
製品名 FreeScan Trak Nova トラッカー+スキャナーのハイブリッドシステム
システム構成 FreeScan TE Nova(小型トラッキングスキャナー)
FreeScan UE Nova(トラッカー / 広範囲スキャナー)
車両全体から奥まった狭小部まで1システムでカバー
スキャン精度 FreeScan TE Nova: 0.020 mm 厳しい車体・金型公差にも対応
体積精度 0.062 mm(測定範囲12 m³、トラッカーから3.5 m地点) 車両1台分相当の空間でも高精度を維持
体積精度(VPG併用時) 0.046 mm + 0.012 mm/m 大型フレーム・構造物測定時の累積寸法誤差を抑制
測定速度 最大 6,140,000 points/秒 プレス部品・ダイカスト品の即時検査・段取り替え時間短縮
レーザー光源 高速スキャン: 50本 青色レーザーライン
微細スキャン: 7本 平行青色レーザーライン
深穴・狭小部: 1本 シングル青色レーザーライン
黒色樹脂や光沢金属板、メッキ部品もノンスプレーで測定
最大スキャン範囲(FOV) 最大 2.6 m × 2.2 m(UE Nova使用時) ドア、バンパー、荷台等の大面積を一括取得
本体重量 TE Nova: 約 1.2 kg
UE Nova: 約 1.6 kg
検査員の腕への負担を軽減、高い携帯性
拡張オプション FreeProbe 2 ワイヤレスポータブル接触プローブ(重量: 約460 g) 光の届かない深穴・ネジ部・幾何公差(GD&T)の接触測定に対応
動作環境・接続 完全ワイヤレス / 交換可能(着脱式)バッテリー ケーブル引っ掛け事故防止、電源レス測定
国際校正規格 ISO/IEC 17025認定ラボ校正、VDI/VDE 2634 / ISO 10360準拠 自動車品質監査・IATF 16949対応の校正証明書
標準付属品 ハブ、校正ロッド、ロッドホルダー、折りたたみ校正ボード、三脚(パン・チルトヘッド付)、バッテリー&充電器、専用キャリングケース一式 全システムが1つのポータブルケースに収納可能

実機デモ・受託測定のご案内

実機デモおよび出張デモを随時受付中です。

「実際のプレス部品や治具を持ち込んで、スキャン速度と精度を比較検証したい」
「車内やエンジンルームへのアクセス性を現場で確かめたい」
「装置導入前のフィージビリティ検証として受託測定を依頼したい」
など、測定に関する課題やご相談がございましたら、丁寧に対応いたします。

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製品のご導入・出張デモ・受託測定のお見積りなど、ご案内いたします。

👉 受託測定サービス詳細: 3D Engineering Service FTP (3deservice.com)


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