Asahi Transnational

    
 
2024-11-11

[NDT] 高出力CT検査装置 :
Comet Yxlon UX50 展示品販売情報

UX50 Demo Unit
 

Comet Yxlon UX50の特徴

Y.CT Compact Cylinder Head CT Scan Image高出力X線:

 

管電圧450kVのミニフォーカスX線により1500Wの高出力です。特に自動車エンジン用のアルミニウム鋳造品など比較的肉厚の中型および大型部品の内部欠陥検査が可能です。高出力を持つComet Ylxon社のX線検査装置は特に自動車業界で世界中広く利用されています。

 

Dual Detector2種類のディテクタ:

 

今回のUX50展示品には、2種類のディテクタが搭載されています。CT Scan 3はLDA(ラインディテクタ)で高出力と優れた効率を特徴とします。Y.Panel 4343 Nは、汎用型次世代フラットパネルディテクタで優れた分解能を特徴とします。この2種類のディテクタはイメージチェーンを簡単に切り替えることも可能です。2Dフラットパネルスキャンの実行後、LDAスキャンで詳細な画像を取得する作業もわずか数秒で完了します。

 

Image Quality画像品質の最適化:

 

Comet Yxlon社が開発した革新的な ScatterFix2.0機能は、散乱放射線を減らして CTデータの品質を向上させます。ビーム ハードニング補正 (BHC) は均一なマテリアルのサンプルで発生しやすい白黒階調の濃淡ムラを補正します。(写真参照)
プラスチックと金属で構成される複雑なコンポーネントには メタルアーティファクト低減 (MAR) により、密度の低い材料を「消失」させる干渉効果が大幅に削減されます。また、Comet Yxlon社はLDA 用のコリメータを開発しました。これによりファンビームスキャンの段階で散乱放射線が削減されます。

 

 

Comet Yxlon UX50 展示品仕様

X線源
X線管 ミニフォーカス Y.TU450-D04
エネルギー範囲 20kV – 450kV
焦点サイズ 0.4 mm / 1.0 mm
最大出力 700 W / 1500 W
画像検出器
検出器のタイプ ラインディテクタ
CTScan 3-780 / 16ビット
フラットパネルディテクタ
Y.Panel 4343 N / 16ビット
有効エリア 780 mm 432 mm x 432 mm
ピクセルサイズ 254 μm 150 μm
検査サンプル
最大サイズ (Ø x h) Ø660 mm x 850 mm height
最大重量 100kg
検査シリンダーCT(3D)
設定 ラインディテクタ / フラットパネルディテクタ
直径 650 mm / 560 mm
高さ 800 mm / 850 mm
キャビネット / システム
概算キャビネット寸法(幅 x 奥行き x 高さ) 2,620 mm x 1,930 mm x 2,775 mm
概算重量 12,000 kg

 

 

UX50は高出力のX線検査装置で、比較的肉厚がある大型鋳造品にも対応し、ノイズが少ない高品質な撮影画像のアウトプットが利点です。ただし一般的にこのクラスのX線CT検査装置は高価です。今回は展示品販売のご案内ですので通常よりも大幅に低い投資コストおよび短納期でご導入を頂けます。
実際の詳細システム構成情報等、ご興味がございましたらどうぞ遠慮なくお問い合わせ下さい。

 


お問い合わせ:

清野 浩 (携帯: 083 064 2112)

Wanida Petcharat (携帯: 083 064 6976)